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サービスの木下です!
本日より整備ブログを始めさせていただきます!
今回の修理事例は平成12年式スズキのエブリィになります。お客様より、アイドリングが異常に高いということで点検させて頂いたところ、アイドリング時で2,000rpm程でした。原因を探っていくと、PCVバルブが故障していました。
ただ壊れているだけなら、PCVバルブ本体だけの交換になります。がしかし、今回の故障はバルブの先端が割れて、バルブの部品がエンジン内部に脱落しているようでした…。
取り外したPCVバルブになります。左が新品、右が壊れているものです。
中身がごっそり無くなっています…。正常な状態より吸気するエア量が多くなり、アイドリングが高くなっていました。
ヘッドカバー内に脱落した部品が残っていました。
シリンダヘッドまでは落ちていなかったのが幸いでした…。
金属片などがエンジン内部にあると、最悪の場合、即エンジンブローとなります…。
そうなると修理には、かなりの金額が掛かってしまいます。
このようにちょっとした違和感でも、原因を探っていくと大きな修理、又は事故等に繋がる場合があります。
車の調子が今まで違う、何か違和感を感じるなどがありましたら、お気軽にお問い合わせください。